異世界戦争《亜人族征服 後編》 ー八咫神コノハ ー

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《亜人族征服 後編》

グラ―スとの仲直りもした事だし。

「第2回亜人族征服作戦を開始しましょう。」

実際、1回目とそれほど時間が経ってない。せいぜい、数時間位経ってるくらいだ。

妹(レイア、モアン)とグラ―スから喋るときは女性らしく女の子らしく喋ってと言われたのでそう喋って見た。

自分で喋ってると分かんないけど、女性の声らしい。

どうだ?違和感の方はない?

「「「イェエイ!!」」」

無いらしい。

よかったぁ。

ってか、このままいけばクラスメイトとあっても、誤解されそうな…妹達を不幸にさせないためだ。

しょうがない。

「で、今回の内容は明日開催される王決定の祭りに参加するためについて話したいと思っています」

そう、明日次期王決定戦が開催される正確にいえば前夜際が…

「グラ―ス、説明お願い」

「はい、では明日都市ミラザークで、次期王決定戦の前夜祭が開かれます。まぁ、丁度今居るところがミラザークなので移道はしなくていいです。で、明日の前夜祭に出席、登録を行ったら次期王決定戦に出れるという事です。」

「前夜際はいつ行われるのですか?」

「そりゃ、前夜と言う位です。今日の夜だと思います。」

「ふ~ん」

「で、出場する選手は、全員でと言う事でいいですか?」

「「「異議なし。」」」

今さりげなく、異議なしと言ってしまったが、俺達武器も何も服しか着てないんだよなぁしかも、妹達に限っては外にすら出た事が無い位だ。

大丈夫かどうか心配なんだよな…

「では、質問の方も無いですか?」

「質問」

「はい、アシヤさんどうぞ。」

「武器も防具も無いけど、どうするの?」

「そこは、アシヤさんのスキルでお願いします」

「私のスキル便りと…」

「はい。」

「そういやぁレイヤとモアンとグラ―スのスキルを確認してなかった様な気がしますが…」

「話題を変えますか?」

「どうして?」

「何となく」

「何となくって…確認させて下さいよぁ、私だけ見せてお三方見せないのはちょっと不平等だと思いますよ?」

「「嫌」」

「じゃあ、レイラとモアンは今度でいいから見せて?」

「…分かった。」

「うん…」

「妹には甘いんだから」

「じゃあ、グラ―スも今度でと言おうとしましたが、一言余分でしたか?」

「ごめんなさい。謝るので。せめて、もう少し時間がたってからにして下さい。」

「しょうがない。今回だけですよ。」

「ありがとうございます。」

「そういやぁ、この中で戦闘経験のある人は?」

「「「…」」」

「全員無いと」

「ごめんなさい」

「謝んなくていいよ、レイラ」

「ごめんなさい、お姉様」

「モアンも、謝らなくていいんだよ。」

「アシヤさん、ごめんなさい」

「グラ―ス?この世界の神じゃないの?」

「うぅ、そうですけど…」

「戦闘経験がないのは?」

「引きこもってましたからね」

「認めましたね?」

「っく、でも貴方たちも引きこもってましたよね?」

「私とお姉ちゃんは、アルビノ」

レイラが、言い返した。

今頃だけど、レイラとモアンは双子だ。

モアンが0,1秒早く生まれたから姉で、レイアが末っ子の妹だ。

産まれるのがほぼ同じだったのが、やばっかたけど…

「じゃあ、アシヤさんは、どうして引きこもってたんですか?」

「どうしても、こうしても妹が心配でとしか言いようがないよ…」

「ホントですか?」

「本当だよ」

「本当の本当に?」

「嘘をつくような人間に見えるか?特に妹に関しては」

「まだ信用できませんが今まで(1日)の行動を見る限り、妹さんについては、嘘はつきそうに無さそうですね」

「まぁ、良いんだけどさ」

「で、戦闘経験ですか…一回も戦った事が無いので分かんないんですが…」

「武器は作れるから良いけど」

「まぁ、なれですかね?」

「【鉱物作成】タングステンっと。これでいいかな?」

「すいません、たんぐすてん、ってなんですか?」

「俺の国の世界1硬い鉱石の名前。この世界で1番硬い鉱物はなんなの?」

「この国では、発見されてる中では、プラチナメタルですかね?」

「プラチナか、メタルかハッキリしてくださいよ。」

「知ってるんですか?」

「プラチナメタルは、…知らない、けど、プラチナとメタルなら、…知ってる。」

答えたのはまさかのモアンのほうだった。妹(レイラ)に負けたくなかったのか?」

「へ~、世界って広いですね。」

 

時間は進み、前夜際の時間がやってきた。

その間は、世間話とか、娯楽の話だったりをしていた。

「これが、前夜際ですか」

「「「キレー」」」

レイラとモアンと重なってしまった。

悪い事ではないけど…

「そういやぁ、おr…私たちまず、外に出ないからこんなの見たこと無かったね。」

「そうなんですかぁ…じゃあ全力で楽しみましょうか」

「目的忘れる前に目的だけ済ませときましょ」

「はい、分かりました」

シュンと音が聞こえそうなくらい落ち込んでいる。

「その後、楽しむのもいいかもね、レイラとモアンもそう思う?」

「レイラとアシヤお姉様とだったらどこでもいい」

「私も」

「なら決まりだね」

「はい。楽しみましょう」

これが、周りの大人を惚れさせる、天使と呼ばれる夜となるのはまた別の話。

 

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