「怪獣8号」29話!
怪獣大国日本。世界でも指折りの怪獣発生率
次々に現れる怪獣を駆除していく花形の職業「防衛隊」。その活躍の陰には、駆除された怪獣をきれいに掃除する「怪獣専門の清掃業者」の姿があった。
入院中の事故(?)で怪獣になってしまった日比野カフカの奇想天外の人生を描く…!
9話以降は、作者の松本先生のストックがなくなったとかで、3話ごとに1話休みとかになるらしい・・・。楽しみにしているぶん、ちょっと残念ですが、仕方ないですね。
この男、正体は怪獣・・・!
『怪獣8号』
32歳、おっさんなのにカッコイイ
準主役のレノ君がキレッキレ
ストーリーもGOOD!

面白さ
キャラクター
綺麗さ
ストーリー
コミックス2巻 発売中!!
「怪獣8号」29話の感想
現代で刀で勝負すること「保科と亜白の出会い」
「防衛隊はあきらめろ」と言われた過去
刀のスペシャリストの保科副隊長の知られざる過去にフューチャーした29話。
今回、解放戦力にも様々な種類があることが判明する。
「お前は銃器の解放戦力が低い」
恐らく父親と思われる(細めだし、初登場時には子供の頃の副隊長だし)人物に言われた言葉だが、刀の解放戦力は高いが、銃器は低いという意味の言葉だと思われます。そうすると、そのまま大人になった保科副隊長の解放戦力は92%だとすると、これは、刀での解放戦力であって、銃器とは関係ない部分ということになります。
解放戦力が示す強さが、どのようなものなのか・・これからもう少し解説が入ってくると分かりやすくなりそうです。
怪獣が過去よりも巨大化してきている現在では、刀では切ることが難しいために、父親からも防衛隊の上司(っぽい)人からも隊員として活動することを勧められなかった保科副隊長だが、一人だけ、その刀のスペシャリストとしての力を必要としてくれた人物がいます。
それが、現在の第3部隊隊長である亜白隊長です。
刀の解放戦力というか、刃物自体が苦手な亜白隊長は、今後登場するかもしれない小型の怪獣との戦闘などに備えて、刀のスペシャリストである保科副隊長を引き入れたのですね。
今の戦いでも、本獣と余獣が同時に発生していることを考えると、保科副隊長が余獣など中型までを担当して亜白隊長が大型の本獣を討伐するという流れは、うまく噛み合っている部隊編成となりますね。
隊長を信じ、その進む道を大切に思う保科副隊長の思いは、この出会いで培われたものだったのです。
出会いの場面で気になる一言
私は君と逆で刃物が全くダメだ なんなら包丁も握りたくない
亜白隊長の一言ですが、「包丁も握りたくない」とは。
料理の腕前がバレてしまいますね。
保科副隊長が力尽きそうな、その時
全開放状態が終わってしまっても、亜白隊長に任された基地防衛のために全力で戦う保科副隊長。
今回も普通の状態で様々な技を繰り出します。
2式 交差討ち!
3式 返し討ち!
4式 乱討ち!
5式 霞討ち!
2〜4式は前回も登場したので、大体どのような技か分かりますが、今回「5式 霞討ち」が登場します。顔のアップで、どのように刀を使っているのか見えないのが残念ですが、霞という暗いですから、見えないとかぼやけている感じの斬撃になるような気がしますね。
様々な技を繰り出す保科副隊長ですが、全開放の力があるわけでもないため、あっさりと捕まってしまいます。
その時、副隊長を助けるためにカフカが変身しようとレノ君に連絡を入れるのだが・・
止めようとするレノ君の声が届いたその時!!
さてさて、翼竜の統率者と第3部隊の戦いはどんな結末を迎えるのか!
30話でどうなるのか、第3部隊!
「怪獣8号」の最新巻
現在2巻が最新巻として発売されています。表紙はカフカの相棒である市川レノ君です。
登場する様々なキャラクターが活躍する「怪獣8号」ですが、新人防衛隊員の中でも最速の志位長具合と活躍はやはり、レノ君でしょう。
ということで、怪獣姿のカフカの次の表紙を飾ったのでしょうね。さすがです。