「怪獣8号」31話!
怪獣大国日本。世界でも指折りの怪獣発生率
次々に現れる怪獣を駆除していく花形の職業「防衛隊」。その活躍の陰には、駆除された怪獣をきれいに掃除する「怪獣専門の清掃業者」の姿があった。
入院中の事故(?)で怪獣になってしまった日比野カフカの奇想天外の人生を描く…!
次々と出現する人型怪獣との壮絶なバトルへと突入している感じですが、そこでも登場人物の一人一人の成長がしっかりと描かれていて、王道バトル漫画を進みつつもユーモアとセンスの高さを感じさせてくれる優秀なマンガです。
2021年のマンガ大賞で第6位を獲得した作品です。
この男、正体は怪獣・・・!
『怪獣8号』
32歳、おっさんなのにカッコイイ
準主役のレノ君がキレッキレ
ストーリーもGOOD!

面白さ
キャラクター
綺麗さ
ストーリー
コミックス2巻 発売中!!
「怪獣8号」31話の感想
倒していたと思っていた翼竜の統率者の最後っ屁!
翼竜の統率者を倒して一安心のカフカとレノ君
亜白隊長や保科副隊長、そしてキコルが討伐後の挨拶を交わしている姿を見て感動するカフカ。
それを素早く感じ取って一言言うレノ君。
この二人の関係が互いに分かり合っている感じが今回も非常に現れていて、これからの活躍を期待させてくれます。
「俺もいつか あの中に 入りてぇ」
というカフカに対して、
「まだまだ 始まったばかりです 俺たちも 頑張りましょう」
と励まし、互いに高みを目指していこうと伝えるレノ君。
今回の翼竜たちの襲撃でも、それぞれが良い役割を果たし、基地の破壊を最小限に抑えている活躍を見せていることからも、人型の怪獣みたいに強力な怪獣は難しいが、新人隊員たちも大きく成長していることが伺えます。
まだまだ、実践の戦闘2回目なのに、超成長ですよね。
翼竜の統率者の断末魔は、それではなかった・・・。
第30話で、亜白隊長に最後の一撃を食らう前、翼竜の統率者がはなった断末魔・・・。
あれは実は断末魔ではなく、最後の攻撃の合図だったことが判明。
あれほど巨大な翼竜たちの爆弾になるまで誰も気づかなかったのか・・・という疑問を抱かずにはいられないが、最後の最恐の攻撃となって襲い掛かってくる。
翼竜たちも1匹1匹がフォルティチュード6前後の強さを秘めていることを考えると、あの爆弾になるためには、何十匹も集合しなければならないはずで、そうなると、オペレーターさんが気づきそうなものだと・・・。
巨大な翼竜の統率者に目が行き、誰もが倒した喜びに浸っていて気付かなかった。という解釈があてはまりそうではありますが、そうだとすると、オペレーター失格のような気もしますよね。
色々含めて冷静に状況を判断して現場に指示を出していかなければならない立場だろうから。
オペレーターの失敗はさておき、もう爆弾から逃れられない状況でついにカフカが最善で最悪の決断をすることになります。
翼竜の統率者の最後の爆弾に対抗する手段として、第3部隊に残されている手段は・・・。
カフカの選択が吉となるのか、凶となるのか・・・
32話でどうなるのか、カフカと第3部隊!
「怪獣8号」の最新巻
現在2巻が最新巻として発売されています。表紙はカフカの相棒である市川レノ君です。
登場する様々なキャラクターが活躍する「怪獣8号」ですが、新人防衛隊員の中でも最速の志位長具合と活躍はやはり、レノ君でしょう。
ということで、怪獣姿のカフカの次の表紙を飾ったのでしょうね。さすがです。