「怪獣8号」
怪獣大国日本。世界でも指折りの怪獣発生率
次々に現れる怪獣を駆除していく花形の職業「防衛隊」。その活躍の陰には、駆除された怪獣をきれいに掃除する「怪獣専門の清掃業者」の姿があった。
入院中の事故(?)で怪獣になってしまった日比野カフカの奇想天外の人生を描く…!
9話以降は、作者の松本先生のストックがなくなったとかで、3話ごとに1話休みとかになるらしい・・・。楽しみにしているぶん、ちょっと残念ですが、仕方ないですね。
この男、正体は怪獣・・・!
『怪獣8号』
32歳、おっさんなのにカッコイイ
準主役のレノ君がキレッキレ
ストーリーもGOOD!

面白さ
キャラクター
綺麗さ
ストーリー
コミックス3巻 発売中!!
「怪獣8号」の最新巻
「怪獣8号」の本編に書かれている解説ページ
メインで発生した怪獣を「本獣」と呼び、本獣に付随して発生する怪獣を「余獣」と呼ぶ。
余獣は次のような方法で現れる
本獣の作ったルートを利用して現れるもの
本獣に寄生して現れるもの
本獣が作り出したもの など様々。
怪獣の「号」
怪獣が特別強大であったり討伐が難航したりした場合に
討伐庁が呼称するために付けるコードネーム
隊員が使用している武器
ユニソケット
怪獣の特性を発揮する器官(ユニ器官)および、そこからの分泌液を収納したソケット
これを入れ替えることで、様々な怪獣から採取した特性を弾に乗せることが可能
(例)
炸裂弾 1970年8月4日発生の本獣より採取
凍結弾 1988年2月19日発生の本獣より採取
「怪獣8号」の掲載誌の紹介
「怪獣8号」少年ジャンプ+ にて連載開始しました!怪獣の死骸処理をして暮らす男カフカに起きた災難!失った夢を取り戻せるか!?
よろしくお願いします!https://t.co/jicyep1ST9 pic.twitter.com/TSTsr5jGkz— 松本 直也 怪獣8号連載中 (@ringo_inuS) July 3, 2020
「怪獣8号」の登場人物
日比野カフカ
小学生の頃、怪獣により自分の街を破壊される。その時、怪獣を全滅させる「防衛隊」になることを誓う。
現在は怪獣専門の清掃業務員として働く清掃員。
ケガをして入院しているときに怪獣に憑依されて「怪獣8号」に。現在怪獣モードと人間モードを意識的に変えることができる。人間モードのときは、人間の力しか出せないらしい。
小さい頃の友達に防衛隊第3部隊隊長の亜白ミナがいる。
亜白ミナ
日比野カフカと同じ街に育ち、「防衛隊」になることを誓う。
現在は「防衛隊第3部隊隊長」となり、何百もの怪獣を倒してきているエリート防衛隊。
カフカも出ているので気になったのか入隊試験を見学している。
防衛隊入隊者が初めて戦闘に向かった時に、最大出力が判明し、その解放戦力は96%!!
ほぼMAXの解放戦力をもっていることが分かり、超巨大な大砲を連射することも可能。
市川レノ
18歳で清掃業務員としてアルバイトを始めた青年。
将来防衛隊員になることを決めている。
その真っ直ぐな性格が、カフカの防衛隊への思いを思い出させる…。
カフカの「怪獣8号」の秘密を知る唯一の人物で、カフカがばれてしまわないように世話をやいたり、討伐隊についての豊富な知識で導いたりしている。
献身的にカフカを支えている姿から、ある意味「真のヒロイン」的な存在になっている。(男だけど・・・)
属性による攻撃を得意としてきているようで、覚醒の日も近いのか!?
新人隊員の中の超成長株。
四ノ宮キコル
カルフォルニア討伐大学を16歳で飛び級な上に最年少主席卒業した超エリート。
史上最高の素材と言われているためか、性格はちょっと高飛車。
なぜかカフカに絡んでくる。
父親が超厳しい人で、頑張りを認められず(当たり前にされてしまって)に、そのコンプレックスを抱え、認められようと努力してきた。
保科 宗四郎(ほしな そうしろう)
亜白ミナが隊長を務める第3部隊の副隊長。細目で関西弁なので、怪しい感じというか、ふざけた感じと思いきや、結構頭の切れる所をみせていて、これまたいいキャラに育ってきてます。
カフカが防衛隊の選抜試験で変身した際、真実は分かっていないがバイタルの変化やスーツ適性が0であることに疑問を感じて自分の部隊に入れて正体を探ろうとしている。
室町時代から続く怪獣討伐の一族の末裔だということで、使用する武器は二刀流の刀。
戦い方は武士というよりは、忍者の戦い方のようでもあるが、様々な斬撃の技を繰り出すことができ、目に見えない刃を飛ばすことも可能。
本気を出した時の防衛隊スーツの最大出力は92%と、超強力!!
小此木
これまで何度も登場しながら、なかなか名前を呼ばれることがなかったオペレーター。ついに小此木さんという名前であることが判明。眼鏡でインテリって感じだけれど、様々な分析や操作も的確で優秀なエンジニアって感じがします。今後の活躍にも期待したいですね。
その他(第3部隊の小隊)
斑鳩小隊
古橋 伊春(ふるはし いはる)
無銘だったレノの成長を近くで見ているエリート新人。結構追いつかれてきていることもあり、レノをライバル視している。互いによい成長をしている。
高専で5年間みっちり訓練を受けてきているが、レノ君に追いつけなくなってきている・・・。
中之島小隊
出雲 ハルイチ(いずも はるいち)
キコルの次点くらいの成績で入隊したエリート新人。自衛隊出身の神楽木とライバル関係で切磋琢磨している。
対怪獣兵器の国内最大手の「出雲テックス」の御曹司であることが判明。「出雲テックス」は防衛隊のスーツを作っていて、スーツの肩にも「出雲」マークが書かれています。
神楽木 葵(かぐらぎ あおい)
ハルイチをライバル視しているエリート新人の一人。ぐいぐい成長して、ハルイチに迫る勢い。
海老名小隊
坊主で厳つい海老名さんが率いる部隊。27話で登場する。
我妻小隊
とりあえず、名前だけ登場している小隊。27話で余獣を撃破している。
鷹尾小隊
27話で狙撃部隊を編成して参戦する。ちょっとおっさんぽい人がきっと小隊長か?
板倉小隊
27話で登場。倉庫地区を確保する。
「怪獣8号」感想へのリンク
感想ページが多くなりすぎてきたので、別のリンクでまとめてみました。
第1話から第7話までの感想をまとめました。清掃作業員だったカフカが、どのような道をたどって怪獣になり、そして防衛隊への入隊を再び願うようになったのか。
市川レノ君の熱い思いにも注目です。
第1巻の紹介。
第8話から第14話までの感想をまとめました。入隊試験も終わりかと思われて時、宿敵(?)エリンギ君が登場。キコルが絶体絶命のピンチの中、いよいよ「怪獣8号」が登場・・・。という、いよいよバトルマンガへ。
市川君のカフカへの思いにも注目です。
「怪獣8号」15話の感想
いよいよ姿を現した「人型怪獣」・・・名前はまだないのかな?とりあえず、エリンギキノコに近い姿なのでエリンギにしておきましょう。
キコルを追い詰めた技(?)のドド〇パで、攻撃をしてきます。
今回の巨大怪獣はコイツが産み出したものらしい。怪獣を産み出すには回数もしくはエレルギー(いや、両方かも)に制限があり人型にとっても、おいそれとはできないものらしいが、創造的にいろいろなものを創り出せるみたいなことを言っている。
さらに、
「隊員の生きたサンプルでも持って帰るかぁ」
との意味深発言も飛び出す。
これは、巣というかコミュニティーがあることを示しているようで、怪獣には怪獣の世界があって、人間の世界に何らかの目的があって攻撃を繰り返していることが予想できそう。
以前に保科副隊長の話で最低でも室町時代から続いていることから考えると、どんな目的なのか謎は深まりますね。
ついでに、人間世界の機械への対応もしてきている・・・というか、室町から戦い続けていたら、それなりに文明も発達しそうなのに怪獣世界はのんびりなのか?ってとも思うけどね。
人間世界に潜んで、さまざまな知識を得ることもできているだろうけれど、、、ね。
とはいえ、今回もレノ君の成長は止まりません。キコルの話を聞いていたとはいえ、対応力というか知識と動きを連動させられる能力のようなものが高いことを示しているように思われますね。
そして、目指す姿がカフカってところも愛を感じます。
なりたい隊員は・・
「こんな時 仲間のために体張れる男だ‼」
には感動しますね。
「怪獣8号」16話の感想
エリンギとの戦いはまだまだ続きます。
相手の攻撃を少し見切れたとはいえ、エリンギを倒せるわけではないよう・・。
普通隊員の第一の壁は20~30%らしく、その壁を超えられるのはごく一部。
壁を突破したわずかな隊員が戦力の中心になる副隊長や隊長クラスへと駆け上っていくものらしい。
レノ君の覚醒は、この壁を突破するきっかけになるのか!?
はたまた、絶望のうちに夢は崩れてしまうのか!?
今回は夢を見させるような展開からの絶望への入り口のような流れになっていて、今後どうなっていくのかドキドキものです。
万策尽きた・・・いや尽きそうなその時・・・
きっとカフカやキコルが到着するはず・・・・だよね?
「怪獣8号」17話の感想
「この人に変身させてしまった」
ついにレノ君も最後か・・もしくはさらわれるのか!?と思わせた時・・
冷静に人の機能を奪っていく『エリンギ君』によって、絶体絶命のピンチが続く今回。
伊春の抵抗も空しく、まったく歯が立たない新人隊員二人。
次々に体の機能を奪われていくしかないレノ君・・・
伊春の抵抗にいら立ちを覚え、レノ君への攻撃もひと段落したこともあって、邪魔な伊春を殺そうとしたその時・・・という展開。
エリンギ君はけっこう人間の情報を知っているという感じがするな。
人間の付けた「怪獣8号」という名を知っているのだから。どこから情報を仕入れているのか。
けっこう防衛隊の上層部とか怪しい感じがしてしまうのは気のせいかな?
「怪獣8号」18話の感想
ついに直接対決を迎えた「怪獣8号」とエリンギ君。
エリンギ君の”ドドンパ”から「怪獣8号」の本気モードのバトルへ・・・
圧倒的な強さでエリンギ君を追い詰めた時・・・
というのが今回の18話。
今回の気になるシーンとしては、
手駒に欲しいな君の死骸
というエリンギ君のセリフ。
エリンギ君は自分のことを「怪獣」と呼んでいるところをみると、怪獣世界でも怪獣が一般的な自分たちの呼び方で、その死体を利用したり操ったりすることができる方法があるってことにも捉えられる一言。
人型の怪獣は、怪獣を発生させたり、仕組みを作ったりすることができるようだということは、今回の一連のエリンギ君エピソードで明らかになってきていることだけれど、その材料になっているのが、他の怪獣ってことを言っているのかなって感じですね。
とはいえ、今後も見逃せませんね。
「怪獣8号」19話の感想
エリンギ君を追い詰めた矢先、防衛隊員に見つかってしまう怪獣8号。
エリンギ君に大ダメージを与えてしまったため、エリンギ君が発動していた擬態空間が壊れてしまった・・・ということらしい。
人型のエリンギ君を倒せはしなかったが、相棒のレノ君を助けるという大きな目的は果たすことができた怪獣8号。
しかし・・・逃走途中で討伐分隊に見つかってしまう!
分隊と言っても・・・たった一人の保科副隊長だが。
中型や小型への攻撃に対しては亜白隊長よりも「上」だと言っていた副隊長の真価が発揮される怪獣8号との戦闘が開始される・・・。
細目が開眼された副隊長のリミット開放戦力はなんと92%!!
「怪獣8号」20話の感想
保科副隊長との本格バトル開始!
そのとき怪獣8号の頭によぎったのは、少し前のエリンギ君とのバトル・・・!
一発でエリンギ君をほぼ壊滅状態にしたパンチを副隊長に当ててしまうと、副隊長の命に関わるのでは・・・と。
自分のピンチだけれど、相手のことを思って、どうするべきかを考えている怪獣8号は、結構クールで戦闘に関するクレバーさもあるなと思わせる1コマ。
人間の時は、なかなか解放戦力が上がらず苦労をしているが、人一倍書を読んだり、考えたりしている成果が、戦闘での冷静さにつながっているのだろう。
そして、そんな考えを朝笑うかのような怒涛の副隊長の攻撃が展開していく・・・。
一瞬の隙も許さないような、攻防のさなかでも、先を読み攻撃をかわしていく怪獣8号。
次々と必殺技のような「刀伐術」を繰り出す保科副隊長。
最後には、展開としてはほっとするような終わり方だけれど、ドキドキの1話ですね。
次週、戦闘後のほっとした展開になるのか、傷がばれるのか・・・
「怪獣8号」21話の感想
保科副隊長から何とか逃げ延びたカフカ。
心配して待っているキコルのもとへと戻ってくる。
今回はキコルの心配していた表情から一点してパッと明るくなる表情がGOOD!ポイントですね。
なんだかんだいいながらも、心配しているところが同期の愛というか、仲間の絆というかを感じます。
とは言え、これからどのように接していくと良いかということも考えているキコル。
カフカと怪獣8号が共存できる良い案を考えてくれると最高の展開になっていくのですけどね・・・。
また、戦いの振り返りから保科副隊長も様々なことを考えているようで、今後の彼の動向にも注目です。
怪獣8号の人間性に気づいているところが何かの伏線になりそうです。
そして・・・、エリンギ君がついに名前をもらうことができました!
嬉しいようなそうでないような感じですが、「怪獣9号」認定です。
結構8号が出現してから9号までの期間が短いような気もしますが、今回も討伐が困難な状況になっていることから、9号認定となったのでしょう。
討伐隊も2度取り逃がしたうえに、重傷者が毎回出ていることを考えれば、「号」をつけるのも当然かもしれません。
とはいえ、重傷者になったのは2回とも新米隊員なので、副隊長や隊長レベルと戦ってどうかはまだ分からないんですけどね。
怪獣9号の今後の動きも気になるところです!
「怪獣8号」22話の感想
戦いが終わり、それぞれの休息に入った後病院でレノ君が目覚めるシーンからのスタートです。
世間では「怪獣8号」と「怪獣9号」がテレビでも放映されるようになり、不安が募ってきている・・との見出しからのスタートですが、防衛隊は一時の休憩になります。
ちょっとした一言ですが、カフカが目覚めたレノ君に言った一言がいいですね。
よっ 目覚めたか相棒
2人で防衛隊の試験を受け、そして初任務も終えることができたあとの、このセリフはレノ君にとっても嬉しい一言だったでしょうね。
その後、伊春くんも一緒に入院していることで、ちょっとしたドキドキシーンもあるのですが、ああだこうだとごまかして、伊春君の天然的なキャラも功を奏してある意味危機も脱出・・・。
その後は初任務の慰労会となります。
ここでは、小宴会程度を頼んでいたのにお店のご配慮で超豪華な「A6黒毛和牛(*ありません)」の霜降りコースが提供されます。
実は、出雲ハルイチ君は「出雲テックス」という対怪獣兵器の最大手の御曹司だったのです。よくお店を使っているためか、店主が「出雲様が幹事の会で恥ずかしいものは出せない」とのことでの配慮のようです。
さすが、超お金持ちが幹事をすると、こうなるってことでしょうか・・・。
宴会では防衛隊初任務後のみんなが強くなりたいという思いをもっている熱い語りを目の当たりにして、レノ君も一層「強くなりたい」と思ったことでしょう。
熱くなりすぎてケンカ(?)に発展しそうにはなるのですが・・・。
カフカが葵に腕相撲で勝負を挑み、「ギャフン言わしたら!!」と言っていたのに、次のコマでギャフーン言わされているシーンは表情も含めて面白いですよ。
そして、保科副隊長から嬉しい発表が・・・!
「怪獣8号」23話感想
キノコ副隊長・・・いやいや保科副隊長、開眼!!本気にさせた8号との戦いって感じの23話。
基本的にのんびり過ごしているときは保科副隊長は細目で目の玉が見えないのだが、今回の23話では4回も開眼している。さらに、
「次遭遇したら、一発でぶった切れるようにな」
のセリフの開眼度合いがかなり高い。普通のキャラ以上に開眼している。
基本的に本気になったり、気持ちが高ぶったときに開眼している保科副隊長。今回の8号との戦いはかなり悔しかったとみえて、夜遅くまで訓練をしている姿からもその後悔の高さがうかがえる。
そして、ただただ怪獣を倒したいという自分の気持ちではなく、その怪獣に襲われる市民を守りたい、さらに、その怪獣と戦う防衛隊員たちを守りたいという思いが次のセリフからも強く感じられる。
「僕が やらなあかん」
登場したての頃は、細目の関西弁で怪しい感じの副隊長だったが、回を重ねるごとにその存在感と力強さを感じる頼もしい存在になってきている。
今回の開眼の多さがカッコ良さを強調しているってことだけならいいのにな。なんか空からの災いが危険な雰囲気をかもしだしている気が・・・。
保科副隊長開眼!!の23話でした。
「怪獣8号」24話感想
いよいよ新エピソード『立川基地襲撃」がスタートしました。
前回23話の終わりに出現した翼竜系の怪獣を束ねる人型怪獣の襲撃が開始されます。
そして、今回襲ってきた翼竜系の怪獣全てが本獣クラスの力をもっているっていうことで、保科副隊長の目は開きっぱなしです!
昔は良く使われていた「フォルティチュード」って言葉は最近使われなくなり、「強度」って言われるようになってきていて、ちょっと寂しい感じ。
一番初めに出てきたイグアナみたいな超巨大本獣の「強度」が6なので、それよりも強い感じの翼竜系の怪獣がうじゃうじゃ襲って来たってことになります。
しかも、口から4階建ての建物も吹っ飛ぶような火の玉みたいなものを吐き出します。
さてさて、そんな強力な怪獣たちを束ねる人型怪獣の強さはいったいどのくらいのものなのか。
次回、保科副隊長との激突は必至って感じの展開で、またまた25話が気になってしまいますね。
ついでに、保科副隊長の使っているノート型パソコンのロゴが、「Apple」っぽいけど、オレンジのようなロゴがあるのも、ちょっとしてポイントって感じがします。
「怪獣8号」第25話の感想
前半は保科副隊長対翼竜の指揮官
新エピソード「立川基地襲撃」がスタートして、2話目ですが怒涛の展開となっています。
前半部分は保科副隊長と翼竜の指揮官(まだ名前はないけど、そのまま生き残ったら怪獣10号になるってことかな?)との戦いが描かれています。新エピソード前にカフカと保科副隊長とが談話するシーンで、保科副隊長が初めから「全力でやっとけば・・・」と後悔するシーンがあったので、今回のこの翼竜の指揮官との戦いはスタートから全力で戦うかどうかも焦点になるかなって思っています。
翼竜の指揮官は久々に聞いたフォルティチュードの単位(ちょっと嬉しい)では、「8.3」でクラスは大怪獣とのこと。周りの翼竜たちが6.4くらいなので、約2も力が違います。
たった2と思うかもしれませんが、たぶん地震のマグニチュードと同じような計算のはずなので、次のような計算になるんじゃないかと予想されます。
地震が発するエネルギーの大きさを E(単位:ジュール)、マグニチュードを M とすると、次の関係がある。
- {\displaystyle \log _{10}E=4.8+1.5M.}
この式からマグニチュード M が 1 大きくなると左辺の log10E が 1.5 だけ増加するからエネルギーは約32倍大きくなることが分かる (101.5 = 10√10 ≒ 31.62)。同様にマグニチュードが 2 大きくなると地震のエネルギーは1000倍になる (101.5×2 = 103 = 1000)。
【Wikipediaより】
ということで、翼竜たちとは1000倍の力の違いがあるのではないかと予想されます。超強い指揮官ということですね。
防衛隊員たちは、フォルティチュードでは強さを表さないので、いったいどれくらいの強さなのかは分かりませんが、隊長や副隊長クラスだとフォルティチュード「6」くらいはあっさり倒してしまうので、8くらいの強さ以上はあるのではないかなって気がします。
ついでに、今回の保科副隊長の開眼回数は「8回」今までで、最高記録ではないでしょうか。細目で余裕をかましてはいられない状況が最近続いているので、ちょっと休ませてあげたい気もしますが、大活躍の副隊長です。
後半はカフカが活躍する余獣とのバトル
翼竜たちはほぼ「本獣」くらすなのに、今回は指揮官がついているので「余獣」扱いになっています。
余獣なのに本獣なので、新人防衛隊員の攻撃はなかなか通じないという、けっこうヤバめ展開で後半はスタートします。レノやイハル、ハルイチなど新人の中でも成長株のメンバーが戦うのですが、突破口が見いだせずに苦しみます。
そんなとき、これまでの経験を生かしてカフカが怪獣の弱点を伝えます。おそらく隊員たちもそれなりに学習はしているのでしょうが、急に攻められ混乱しているときなので冷静に対応できていなかったのかもしれません。
カフカはまだ戦っていませんし、毎日いろいろな学習をしているので、そういった知識で仲間をサポートすることができたのでしょう。最近カフカの知識サポートはかなり有益になってきているので、「怪獣8号」として怪獣を殴りつける以外にも人として活躍している場面がみられるのは嬉しいですよね。
とはいえ、指揮官に指導されている翼竜たちは、防衛隊員の連携をも凌駕してきます。絶体絶命のピンチのとき、新人防衛隊の首席キコルが登場します。
今回は新しい武器で強力な一撃を翼竜にお見舞いします。
ぜひ、強力な一撃のシーンはマンガでみてくださいね。