教会というブラック企業で働く神官の奮闘記
教会務めの神官ですが、勇者の惨殺死体転送されてくるの勘弁して欲しいです
神官目線の新鮮さがGOOD!
どんどん死んでいく勇者に幻滅?
様々な人間模様もあって面白い

ブラック度
面白さ
グロ系度
キャラ
戦いに敗れて死んだら転送されてくる勇者達を蘇生する日々の神官さん。しかし中には蘇生費をツケにしたり、踏み倒そうとする輩も…。教会という名のブラック職場で働く神官ユリウスの苦悩をゆるくまったり描くメランコリックコメディー!

メランコリックコメディって、どういう意味ですか?

メランコリックは「憂鬱な(ゆううつな)」で、コメディは「喜劇」です。
だから、合わせて『憂鬱な喜劇』になるので、ブラック企業で働かせられる憂鬱な神官の喜劇のマンガってことですね。
最新刊3巻をebookで読む(試し読みもできます)
「教会務めの神官ですが、・・・」作品紹介
原 作:夏川優希
漫 画:タナカトモ
掲載誌:マンガUP!オリジナル作品
「教会務め」コミカライズ2巻10月7日発売!
小説本編のあとがきなどでもサラッと書きましたが、詳しい見どころ等は活動報告をチェック!
発売前日の10月6日にタナカ先生(@TT_TANAKA)とのコラボSSも投稿する予定なのでそちらもよろしくお願いします〜!https://t.co/GzEYfvnVxC pic.twitter.com/TmB5kzIuRv
— 夏川優希 (@natsukapp) September 7, 2020
「教会務めの神官ですが、勇者の惨殺死体転送されてくるの勘弁して欲しいです」小説189話が更新されています。女の子満載回!
ユリウスってめちゃくちゃモテるな……メンヘラに
と再確認しました。
良かったらコミカライズも一緒によろしくお願いいたします~!https://t.co/CsJy1zuHJ5#マンガup pic.twitter.com/Yp1j5E5ALK— タナカトモ (@TT_TANAKA) September 19, 2020
アプリ紹介
「教会務めの神官ですが、・・・」登場人物
神官ユリウス
戦いで倒れた勇者をワンオペで復活させている神官。
復活料を納めないものや納められないものが何人もいて、頭を悩ます日々を送っている。
カタリナ
新米勇者の1人。戦いに倒れることが多く、新米なのにすでに教会の常連。
アイギス
レベルの高い勇者。現在は聖騎士として生活している。
なまじレベルが高いため、蘇生費用が高額になり過ぎてしまい、何度か重なったことで返済不能になり、国や教会の闇の仕事をすることになった。
オリヴィエ
優秀な勇者であるが、仲間に恵まれずに1人になっていたところをユリウスにカタリナを紹介される。
献身的にカタリナをサポートしていたが限界に達する。
そんな時に、リエールに出会い、3人のパーティーを組むことになる。
さらに、マーガレットに夢中。
マーガレット(アルラウネ)
ユリウスが怪しい薬品(違法薬物)実験の廃棄場所にしていたところから成長(生長)した植物の魔族。
教会に来ていた多くの勇者もものともしない強さを誇る。
自分を育てた(と思っている)ユリウスを慕っている。
頬擦りをした行為が実は受粉で、結婚にあたる行為でもあるらしい。
リエール
仲間と一緒にいたいがために、殺してでも離れないようにしたいって言うめちゃくちゃな考えを持っている。
思い込みが激しい面が大きいため、ユリウスの言葉を聞き間違えて、ユリウスに付き纏うようになる。
シアン
マーガレットの兄弟。魔族には男とか女とかが無いようで、マーガレットのことは一応兄と呼んでいる。
魔族だけあって、人間では対撃ちできないくらいの力を持っているが、意外と恥じらいを見せる面もあり、人間的。
「教会務めの神官ですが、・・・」まとめ
神官はブラック企業だ
教会の神官に着目した話であるところが新しい視点で面白い。
よくよく考えてみれば、確かに1つのゲームに参加しているユーザーの数は限りなく多いため、もし、それらを一手に復活させているならブラック企業といっていい。
しかも、世界中でプレイされているゲームなら、休みなんてないはず。
某有名RPGの「ドラゴンク○スト」で考えてみると、死んだ時にお金が半分持ってかれているが、あれが費用だとすると、所持金少ない人は金も取れない。
で、さらに死にまくられたら休む暇もない。
神官目線で考えると、確かにひどい世界だ。
人間模様
ユリウスは、自分中心の考えの神官だが人望はあるようで、勇者からの信頼も厚い。
サボっているわけではなく一生懸命に働いているのだから、そうであっても不思議ではないけどね。
そんなユリウスの周りには、すぐに死んでしまうカタリナや、それをサポートしているオリヴィエ、ユリウスへの一途な愛を方向を間違えて表現しているリエールなど、個性豊かな人々が彩っている。
まあ、なんだかんだ無茶苦茶なバタバタコメディなので、次々死んでしまうのだが、そんなグロさも笑いで吹き飛ばす展開がこのマンガにはある。
メッセージとは?
ブラック企業で働く者へのささやかな励ましメッセージみたいなものを感じるかな。
どんな状況でも、楽しい仲間や面白い考えをもって生きれば何とかなる!そんな力強くはないけど、愛のあるメッセージをうけとれなくはない。
どうですかね?