ワケあり令嬢と癒し系旦那様の幸せスローライフ
追放悪役令嬢の旦那様
現代の科学技術をファンタジーで再現!
好きな人のために頑張る発明王
0からのサクセスストーリー

発明力
キャラクター
面白さ
商売魂
「追放悪役令嬢の旦那様」の作品紹介
「追放悪役令嬢の旦那様」の登場人物
ユーフラン・ディタリエール・ベイリー
エラーナ・ルースフェット・フォーサイス
アレファルド
リファナ
ドゥルトーニル家周辺の人々
ドゥルトーニル伯爵
カールレート
ドゥルトーニル家の長男。ユーフランに「カールレート兄さん」と呼ばれている。
テンションが高く、明るい性格。他のドゥルトーニル家のメンバーに比べれがテンションが高いだけで迷惑度は低い。
エールレート
カールレートの弟。家族に負けぬにぎやかさというか、声のデカさというかの持ち主。
カレンナおばさま(伯爵の妻)
オペラ愛好家の婦人。とりあえず、それくらいしか登場していないが、レグルスとともに、城にフランの商品を売りに行くらしいので、貴族らしくコネクションがあるのだろう。
それプラス、レグルスの商売仲間ということもいえるかもしれない。
クーロウ
ドゥルトーニル家の委託で町の管理を担っている男爵。職人気質なので、貴族というよりは職人って感じのいかつい人物。
ゴツイ顔に似合わず仕事終わりのプリンを愛する可愛らしい一面もある。フランの発明した冷蔵庫をもちいて、冷たいプリンを食べるのが希望。
レグルス
商会を立ち上げて手広く商売をしている商人。
商売上手ではあるが、ラナの商売上手ぶりには勝てず良き商売仲間となっているよう。
フランの天才的発明力と竜石のエフェクト力を認め、その商品の優先交渉権を得て、商売を拡大していこうと考えている。
グライス
レグルスの兄の竜石職人。10年くらい修行をして、プロの竜石職人になったが、フランの足元にも及ばない実力。
とはいえ、フランに教えてもらいながら力を付けていけそうなタイプ。
「追放悪役令嬢の旦那様」のまとめ
転生ものっぽいけれど前面にだしてないのが新しい
主人公が転生した人で、その知識や能力を前面に出して戦ったり、のんびり過ごしたりしている転生ものが多いが、転生していることを隠して、あまり分からないように話が進んでいくものは、結構珍しく真新しい感じがする。
話が進むにつれて、読者には何となく分かってくるのだが、こと物語の人物たちは、面白い発想の人だということで定着しているところも、チート感がそれほどなくていい感じの仕上がりになっているように思う。
現代の技術を過去に用いたらどうなるのか。また、そこで商売をすることができたらどれくらい儲かるのか・・・、方向としてはそんな方に進んでいる感じがある。
フランの愛がにじみ出ている感じがほんわかするストーリー
なんとなく仕方なくラナとの婚約を交わしたように見せかけて、実は昔から一筋だったってことが途中で判明し、そののろけっぷりがにじみ出ている感じがほんわかさせてくれる。
顔はキリッとしているが心ではニヤつきたいと思っているシーンが散見されて、ラナにはムッとしているように見えるが、ニヤけを押さえている心の声がたまらなくイイ感じ。
ラナ自体は愛というよりは商売のパートナーって感じが今のところ強い感じがするが、少しずつフランのことを好きになっていっている風ではあるので、夫婦なんだけど、恋人の出会い始めみたいな感じが幸せを感じさせてくれますよ。
ということで、のんびり牧場スローライフな「追放悪役令嬢の旦那様」を読んで、ほっこりしてみるのもいいと思いますよ。