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何かを始めようとすると時間がなかったり、やる気が起きなかったり・・・と様々な障害とぶつかると思います。やろうと思ってできていれば苦労はないですからね。
そんな時に、ふと目についた本が「マンガでよくわかる 自分を操る超集中力」です。これは、メンタリストDaiGoさんが著した「自分を操る超集中力」の漫画版です。
ちょっとやる気が起きない自分には、たまにマンガで話が進むことが、読みやすさにつながりました。
最後まで読まないと、どのように超集中していくのかも分かりません。しかし、最後まで読む集中力が足りない・・・そんな自分も含めた集中したい人に勧めたい本になります。
こんな人にお勧め
・集中したいけどできない人
・しなければならないことが多くて困っている人
・自分の生活を少し見直したい人
・しなければならないことが多くて困っている人
・自分の生活を少し見直したい人
集中力を自在に操る
集中力は鍛えられる
この本を読んで初めに驚いたのは集中力は鍛えるものだということです。
「集中力は生まれつきの資質やその人の根性ではない」
ということが書かれています。結構気合で物事を考えていたため目から鱗の言葉でした。細かい鍛え方は書かれているので読んでもらえれば分かると思いますが、ちょっとしたことで自分の集中力が鍛えられるのだということを学ぶことができます。
また、集中力に関わる力として「ウィルパワー」という力が紹介されています。ゲームの世界のHPやMPのようなものと説明されているのでとても分かりやすいです。何かを考えたり、迷ったり、決定したりするときに「ウィルパワー」を使用します。この消費を削減させることができれば、必要な時に多く消費して生産性を高めることができるということです。
集中力を上手に使う
高い生産性を生み出している人は実は長時間集中していないということだそうです。めっちゃ集中して仕事をしている人もいそうな気がしますが、本質はちがっているということでしょう。基本的なサイクルとして20~30分程度で集中を切っていくことが、結果的に長く集中するためのコツだということです。
ということで、少し実践してみました。30分ごとにタイマーを設置して、様々な作業を区切りながら行ってみました。すると、それぞれの作業に集中できていて、その後の少しの休憩が良い感じでリラックスさせてくれているように感じました。今後も、できる限り取り入れていきたい集中の仕方だなと実感しました。
プレイミング効果
暗示をかける・・・みたいな感じかなとの理解ですが、自分自身の無意識の意識を高めていくことが集中できる時間を増やしていくということのようですね。今後実践できたらやってみようかなという内容です。1か月くらい取り組んでみると変化を感じられることのようです。
高い集中力を生み出す
集中力を高めていくためには4つのポイントがあります。それは、「場所」「姿勢」「食事」「習慣」です。この中で、姿勢に着目して実践をしています。まだまだ読んだ日も浅いのでちょっとの実践ですが、良い姿勢で本を読んだり食事をしたりすると、本だと内容がよく頭に入ってきているような気がしますし、食事だといつもよりもおいしく感じるような気がします。この気がするということがとても大切なような気がします。自分の気持ちのコントロールが一種の集中力であるのだから、良い気がすることが集中力を高めていることだと思います。
まだ1つの実践ですが、他のことにも気をつけてみると、もっと「そんな気がする」自分づくりができるはずですよね。
疲れをリセットする
疲れをリセットすることは、本を読まなくても当たり前かなと思いますが、リセットする方法として3つの内容を紹介しています。「睡眠」と「目を癒す」と「ワーキングメモリー」についてです。
ついつい忙しくなったり、やりたいことがあったりすると「睡眠」をおろそかにしてしまいます。ニュースをみていると、短い時間の睡眠で生きていける人なども紹介されていて、「人生得してるな~。」などと思ったこともあります。1日3時間の睡眠で元気に生きていけるなら、21時間自由に使うことができるからです。3時間しか寝なかった次の日は目がショボショボして元気に過ごせない自分自身からすると羨ましいというか、なんというか。
しかし、「超集中力」には、睡眠は大切で22時~2時までのゴールデンタイムには睡眠していることを勧めています。この時間だけ寝ればいいなら4時間ですが、この時間に深い眠りにつくなら、前後1時間くらいは必要でしょうから、6時間睡眠は必要だということです。
じっくり寝るとスッキリと起きることができ、1日快適に過ごすことができます。
これは、時間を決めてこれからも続けて習慣にしていきたい内容ですね。
集中力をつくりだすテクニック
テクニックとして紹介されているのは「超早起き」「ポモドーロ・テクニック」「アイビー・リー・メソッド」の3つです。
超早起きは、とても魅力的ですが実践するのが非常に難しい。朝起きてからのゴールデンタイムを自分だけのために使うには、この超早起きが理想的なそうですが、早起き・・・と聞くと「できそうでできない」としり込み中です。少しずつ実践してまた報告できればと思うないようですね。
あとの2つのテクニックも、とてもわかりやすくやってみたいものです。特に「アイビー・リー・メソッド」は自分のやることを自分自身が理解するにはよい方法だと感じました。1日にすることを決めて、さらに優先順位を決めておくという方法です。詳しくは本を読んでみてくださいね。1つずつやりきっていくという方法はやりやすそうだなと感じました。
まとめ
本をそんなに読むほうではないのですが、マンガということもあり、スッと読むことができましたし、何度か読み返しながら理解したいと感じさせる本だと思います。
ぜひ、集中したい、生産性を高めたい、やることをやりきっていきたいと思っている人は読んでみることを勧めます。
全て実践することは難しいですが、自分に合いそうなことをちょっとずつつまんでいけば、1日1つの成長をすることができそうな内容です。
1か月後・・・いや1年後に今よりも集中できる自分をつくっていきましょう。
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